こんにちは、スタッフコラム編集部です!
今回は、「解体工事と老朽化住宅」について書いていこうと思います。
「老朽化した住宅」は現在においてあらゆる部分で問題化されています。とくに老朽化した住宅は都市部に集中しているとも言われていますが、もちろん地方においても数多くみられるのが現状です。
さて「老朽化した住宅」はどこに潜んでいるのかというと、何度もこのブログでも説明しているのですが、やはり「空き家」に隠されています。
「空き家」とは簡単に言ってしまえば、「誰に住んでいない家屋やアパートやマンション」と定義できるものです。
放置できない!「危険家屋」とは
鉄筋コンクリート造りではあまり見られませんが、木造づくりの空き家の場合、「危険家屋」と市町村から認定されるようになると、「腐食」や「劣化」や「風化」によっていつでも倒壊してもおかしくないとみなされるようになり、「暴風雨の自然災害」や「日々の太陽の光線による定年劣化」によって崩れてしまうことも可能性があります。
また、「危険家屋」は「環境的による深刻なダメージを受けてしまった家屋」であり、「耐震補強や空き家解体をして新たな住宅に変えずそのまま修繕されない状況でほっておいてしまうと根本的な問題解決がなされることがない」家屋です。
ただし通常、「危険家屋」はマンションやアパートではほとんどないことであり一軒家によくみられます。ですが…
アパート・マンションでも進む深刻な老朽化
近年、老朽化した住宅は、木造家屋内にある危険家屋・空き家だけでなく、アパート・マンションの空き家がかなり問題視されているのです。
日本の歴史から考えると高度成長期からバブル期にかけて全国各地で無鉄砲にアパートやマンションを建てられているという状況があったのです。
そしてとくにこの時期に建てられたアパートやマンションは「耐震性が不足している」という問題を抱えているのです。
つまりコンクリートや鉄筋も木造に比べれば劣化していくスピードは遅いのですが、時間によって確実に腐食が進んでいってしまうため、建物を長生きさせるためには、外壁の塗装やタイルの維持管理、さらには耐震補強といった対策が絶対に必要となってくるのです。
上記のことを考えると、外装においては経年劣化によって酸性の混じった雨などによってコンクリート内にそれらが浸入してしまうと、コンクリートが途端に中性化してしまって外装の鉄筋が錆びてしまうことにつながるのです。
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アパート・マンションでも老朽化した家屋は放置しておくと危険です。
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