安い解体工事は注意!建設リサイクル法を守る良い解体業者の見分け方

コラム

こんにちは、スタッフコラム編集部です。
埼玉県の解体工事は、小林工業におまかせください。

 

解体工事というとどんな事をイメージするでしょうか?
私がはじめてイメージしたのは、テレビで見た爆破解体しか知りませんでした。
後海外で見るボーリンの玉のような鉄球で建物を壊す解体工事です。
この仕事を始めてからは驚きの連続でした。
10年前は確か解体工事の建設リサイクル法が出来たばかりで分別解体というのが当たり前になって来たころでした。

『建設リサイクル法』について

ここで『建設リサイクル法』について。
難しい説明は出来ませんので簡単に分かりやすく説明してみます。
まず建設リサイクル法が出来た背景に、不法投棄が大きな問題になっていた事があります。
特に解体工事から出る廃材は分別もせずに野焼きにしたり埋立て不法投棄するのが多かったみたいです。
そこで、リサイクルの観点から、解体工事で発生する廃材を綺麗に分別してリサイクル率を上げましょうというのが、建設リサイクル法です

中には不法投棄をする業者も…

廃材の分別は、木くず、コンクリート、アスファルトの種類に分かれています。
建設工事に伴って廃棄されるコンクリート塊、アスファルト・コンクリート塊、建設発生木材の建設廃棄物は、産業廃棄物全体の排出量及び最終処分量の約2割を占めているそうで、また、不法投棄が6割を占めるそうです。
解体現場を見て、分別解体もせずトラックに積み込んでいるような業者は建設リサイクル法を無視して、不法投棄をしている可能性が高いと思ってもいいでしょう。

下請け、孫請けで安い単価で解体工事を請け負い出た廃材は処分費がいらない不法投棄。
そうしなければ利益が出ないからです。

安い解体工事は注意!適正価格が必要な理由

解体工事はただ潰すだけなんだからやすい方がいい!!
そんな方は要注意です!
解体工事業者が教えるここだけの話ですが、まず解体工事を請け負った場合、どんな経費が掛かると思いますか?

  • お見積りにかかる営業経費
  • 各種届出などにかかる事務経費
  • 現場の重機やトラックなどの維持経費
  • 現場から発生する廃材処分費
  • 施工する人件費
  • 運搬中に発生する燃料費
  • 解体する小道具の消耗費
  • 足場材の経費

などなど、、
すごい経費が掛かるんです。
なので適正な解体単価でないと正直解体屋さんはやっていけません(汗)
ここで唯一削れるのは、処分費です。

 

建設リサイクル法を守る良い解体業者の見分け方

解体中に発生した廃材はマニフェストと呼ばれる適正処理伝票があります。
解体工事が終わった後、業者さんにマニフェストのコピーを下さい、とお願いしてみてください。
もしくは確認のために見せてもらってください。
不法投棄がなくなり、いい解体業者さんだけが生き残る。
そんな時代になっています。。

当社は建設リサイクル法を守り、環境改善のため、徹底した分別によりゴミを資源に変えていく努力をしています。

 

(株)小林工業
是非一度お問合せ下さい!!